リピート率90%を実現した治療院の3つの仕組み

リピート率90%を実現した治療院の3つの仕組み

· PROST AI · 7分で読めます

リピート率が上がらない治療院に共通する「ある問題」

「新患は来てくれるのに、なぜかリピートしてくれない」という悩みを抱えていませんか?

新患獲得にコストをかけても、リピートされなければ売上は安定しません。実は、リピート率が低い治療院には、施術の質とは別のところに共通の問題があります。

この記事では、リピート率90%を達成した治療院が実際に取り入れた3つの仕組みを、すぐ実践できる手順とともに解説します。


そもそもリピート率90%とはどういう状態か

リピート率90%とは、初回来院した患者さんのうち10人中9人が2回目以降も来院している状態です。

業界平均のリピート率は40〜60%程度と言われています。つまり、半数以上の患者さんが1〜2回で来なくなっているのが現実です。

「最初は良かったけど、次に来る理由がなかった」
――これが、患者さんが離れる最大の理由です。
リピートしない理由は「施術が合わなかった」だけではありません。「次の来院タイミングが分からなかった」「通い続けるメリットを感じられなかった」という患者さんが多いのが実態です。

仕組み①:初回カウンセリングで「ゴール」を共有する

なぜ初回カウンセリングが鍵になるのか

リピート率が高い治療院が最も力を入れているのが、初回カウンセリングの質です。

施術を始める前に、患者さんと「どんな状態になりたいか」というゴールを丁寧に確認します。これをやるだけで、患者さん自身が「通い続ける理由」を理解してくれるようになります。

具体的には以下のステップで進めましょう。

    • 現在の悩みと日常生活への影響を聞く(例:「肩こりで仕事に集中できない」)
    • 理想の状態を具体的に引き出す(例:「デスクワーク8時間でも痛くない状態」)
    • 施術のロードマップを説明する(例:「まず3回で炎症を落ち着かせ、その後2週間に1回のメンテナンスへ移行します」)

💡 ポイント

初回で「いつ、何回通えばどうなるか」を伝えることが重要です。ゴールと道筋が見えると、患者さんは安心して通い続けられます。

カウンセリングシートを活用する

口頭だけでなく、専用のカウンセリングシートに記入してもらうと効果的です。患者さん自身が言語化することで「ちゃんと診てもらっている」という安心感が生まれます。

あるシートを導入した整体院では、初回カウンセリングを見直した後の3ヶ月で、リピート率が52%から78%に改善したという事例があります。


仕組み②:次回予約を「その場で」取る文化を作る

「また来てください」では戻ってこない

施術後に「また具合が悪くなったら来てくださいね」と伝えるだけでは、患者さんはなかなか戻ってきません。

痛みが引いたタイミングで「もういいかな」と思ってしまうのが人間の心理です。

リピート率の高い治療院は、施術後に必ず次回予約をその場で取るという文化を院全体で徹底しています。

「次回は2週間後の同じ曜日でいかがですか?」
――この一言が、リピート率を大きく左右します。

次回予約を取りやすくする3つの工夫

    • 施術後にその日の変化を伝える
「今日は筋膜の緊張がほぐれました。次回はその状態を定着させましょう」のように、次回来る理由を明確にします。
    • 次回の内容を具体的に予告する
「次回は体幹のバランス調整も加えます」と伝えると、患者さんの期待感が高まります。
    • 予約を「お願い」でなく「提案」として伝える
「ご都合はいかがですか?」という柔らかい言い方で、プレッシャーを与えずに予約を促しましょう。

チェック

スタッフ全員が同じトークで次回予約を案内できるよう、トークスクリプト(台本) を院内で共有しておくことをおすすめします。

仕組み③:来院間隔が空いた患者へ「リマインド連絡」を入れる

離脱患者を取り戻す仕組みを持つ

どれだけ工夫しても、生活の変化や忙しさで来院が途絶えてしまう患者さんはいます。大切なのは、離脱しかけた患者さんに早めにアプローチできる仕組みを持つことです。

リピート率90%を達成した院では、「前回来院から〇週間が経過した患者さんへ自動でリマインドを送る」 という仕組みを導入していました。

具体的な実施方法は次のとおりです。

    • 来院管理ツールや予約システムで来院間隔を把握する
    • 2〜3週間来院がない患者さんをリスト化する
    • LINEや電話で「お体の調子はいかがですか?」と一言連絡を入れる

リマインド連絡の文例(LINE)

〇〇様、こんにちは。△△整骨院です。
前回のご来院から少し時間が経ちましたが、お体の調子はいかがでしょうか?
もし気になる症状がありましたら、お気軽にご連絡ください。
スタッフ一同、またお会いできることを楽しみにしています😊
このような一言を送るだけで、「そういえば行こうと思ってた」と再来院するケースが多くあります。

ある整骨院では、リマインド連絡を導入した月から休眠患者の再来院が月平均8〜12件増えたと報告されています。

💡 ポイント

リマインド連絡は「売り込み」ではなく「気にかけている」という姿勢で送ることが大切です。患者さんとの信頼関係を深めるコミュニケーションとして活用しましょう。

3つの仕組みを「回る」ようにするポイント

仕組みは「人に依存しない」設計にする

上記の3つの仕組みが機能し続けるためには、特定のスタッフがいないと回らないという状況を避けることが重要です。

  • カウンセリングシートは標準化してどのスタッフでも使えるようにする
  • 次回予約のトークは台本化して院全体で統一する
  • リマインド連絡はLINE公式アカウントやツールを使って半自動化する
こうした仕組み化・標準化が、院長一人の頑張りに頼らない安定した経営を支えます。

数字で定期的に振り返る

リピート率は「なんとなく高い気がする」では管理できません。月に一度、以下の数字を確認する習慣をつけましょう。

  • 初回来院数(新患数)
  • 2回目来院数(初回リピート数)
  • 月間のべ来院数に占める既存患者の割合
これらを記録するだけで、どこに問題があるかが見えてきます。

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まとめ

リピート率90%を実現した治療院が取り入れていた3つの仕組みをおさらいします。

  • ① 初回カウンセリングでゴールとロードマップを共有する
患者さんが「なぜ通うのか」を理解することで、自然とリピートにつながります。
  • ② 施術後にその場で次回予約を取る文化を作る
「また来てください」ではなく、具体的な次回日程を提案することが大切です。
  • ③ 来院間隔が空いた患者さんへリマインド連絡を入れる
気にかけている姿勢を伝えることで、休眠患者の再来院を促せます。

いずれも特別な設備やコストは不要で、今週から始められる取り組みばかりです。まず1つ選んで試してみることをおすすめします。

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