LINE公式アカウントの自動応答設定で治療院の問い合わせ取りこぼしを防ぐ方法

LINE公式アカウントの自動応答設定で治療院の問い合わせ取りこぼしを防ぐ方法

· PROST AI · 10分で読めます

この記事の結論

LINE公式アカウントの「あいさつメッセージ」「キーワード自動応答」「リッチメニュー」の3つを設定すれば、院長やスタッフが対応できない夜間・休日の問い合わせにも一次案内を返せます。これらはLINE公式アカウントの標準機能で、無料の「コミュニケーションプラン」からでも利用可能です。なお、こえむすびはLINEへの投稿配信には対応していますが、キーワード自動応答などのLINE自動応答機能そのものは提供していません。自動応答の設定は各院がLINE公式アカウントの管理画面から行う必要があります。


なぜ治療院にLINE自動応答が必要なのか

こんな経験はありませんか?「夜に問い合わせが来ていたのに、翌朝気づいたら他院に行かれてしまった」という悔しい思いをしたことが。

患者さんが治療院を探すのは、痛みを感じた瞬間です。仕事や育児が落ち着いて、ようやく自分の体のことを調べ始める夜の時間帯に問い合わせが集中しやすいと言われています。

しかし多くの院では、この時間帯に対応できる体制がありません。結果として、問い合わせが翌朝まで放置され、患者さんは他院へ移ってしまうことがあります。

LINE公式アカウントの自動応答機能を正しく設定すれば、院長が席を外していても問い合わせに即対応し、予約へとスムーズに誘導できます。

この記事では、治療院向けのLINE自動応答の設定手順から、反応の良いメッセージの作り方まで、すぐに実践できる内容をお伝えします。

LINE公式アカウントが電話・メールより有利な理由

LINEは日本で最も利用率が高いコミュニケーションツールの一つです。50代以上でも使いこなしている方が多く、治療院のターゲット層とも相性が良いとされています。

  • 一般的に、メールよりLINEメッセージの方が開封率が高い傾向にあると言われています
  • スマホの通知で即座に目に入る
  • 返信のハードルが低く、患者さんが気軽に連絡できる
電話が苦手な方でもLINEなら問い合わせしやすいため、潜在患者からの問い合わせが増えやすくなります。

LINE公式アカウントの自動応答機能を理解しよう

LINE公式アカウントには、主に3種類の自動応答機能があります。それぞれの特徴を理解してから設定することが大切です。

①あいさつメッセージ

患者さんが友だち追加した瞬間に自動送信されるメッセージです。

設定する内容の例:

  • 院の営業時間と住所

  • 予約方法の案内(「このLINEで受け付けています」など)

  • 友だち追加特典(例:初回来院時のご案内など)


ここで良い第一印象を与えることが、その後の問い合わせやすさを左右します。

②キーワード自動応答

患者さんが特定のキーワードを送ってきたときに、あらかじめ設定した返信を自動で送る機能です。

設定例:

| キーワード | 自動返信内容 |
|---|---|
| 「予約」「よやく」 | 予約フォームのURL |
| 「料金」「値段」 | 施術メニューと料金一覧 |
| 「場所」「アクセス」 | 地図のURLと最寄り駅情報 |
| 「初めて」「初診」 | 初診の流れと持ち物案内 |

キーワードはひらがな・カタカナ・漢字の表記ゆれも登録しておくのがポイントです。

③リッチメニュー連携

リッチメニューとは、LINEの画面下部に表示される大きなメニューボタンのことです。

「予約する」「料金を見る」「アクセス」などのボタンをタップするだけで、患者さんが自分で情報にたどり着けます。

💡 ポイント

リッチメニューを設定すると、問い合わせの手間が減り、スタッフが同じ質問に個別対応する回数を減らせます。削減効果は院の問い合わせ量によって異なります。

反応が良い自動応答メッセージの作り方

自動応答は「返事がある」だけでは不十分です。患者さんが次のアクション(予約)を取りやすくなるメッセージ設計が重要です。

NG例とOK例の比較

NGな自動応答(例):

「お問い合わせありがとうございます。営業時間内にご連絡ください。」

これでは患者さんは結局「また後で電話しなきゃ」と感じ、そのまま忘れてしまう可能性があります。

OKな自動応答(例):

「メッセージありがとうございます!🙏
ご予約は24時間こちらから受け付けています👇
【予約フォーム】https://○○○
>
ご不明な点は翌営業日10時までにお返事します。
○○整骨院(TEL: 000-0000-0000)」

ポイントは3つです。

    • 受け取った感謝を伝え、温かみを出す
    • 次のアクション(予約フォームURL)を即座に提示
    • 有人対応の時間を明示して安心感を与える

時間帯別の自動応答設定

LINE公式アカウントでは、営業時間外の自動応答を別途設定できます。

  • 営業時間内:通常の自動応答 → スタッフが追加で有人対応
  • 営業時間外:「現在夜間のため、〇時以降に確認します。今すぐご予約はこちら↓」と即案内
時間帯別に案内文を出し分けることで、夜間の問い合わせから予約への転換が高まりやすくなると考えられます。

実際のLINE自動応答設定手順(5ステップ)

難しく感じるかもしれませんが、設定自体は30分あれば完了します。

    • LINE公式アカウントにログイン
「LINE Official Account Manager」にアクセスし、管理画面を開く
    • 「自動応答メッセージ」メニューを選択
左側メニューの「メッセージ」→「自動応答メッセージ」をクリック
    • 「あいさつメッセージ」を編集
友だち追加時に届くメッセージを院の情報に合わせて作成する
    • キーワード応答を追加
「キーワードを追加」から「予約」「料金」「アクセス」などを登録し、それぞれの返信内容を設定する
    • リッチメニューを作成
「リッチメニュー」から画像付きのメニューボタンを作成し、予約フォームや料金ページのURLを設定する

チェック

設定完了後は、必ずスタッフのLINEから友だち追加して、実際にキーワードを送って動作確認をしましょう。文字の表記ゆれや誤字がないかチェックすることが大切です。

LINE公式アカウントの料金プラン(2026年7月時点)

自動応答機能はどのプランでも利用できる基本機能ですが、配信できるメッセージ通数はプランによって異なります。院の来院数や配信頻度に合わせて選びましょう。

| プラン名 | 月額固定費(税別) | 無料メッセージ通数 | 追加配信 |
|---|---|---|---|
| コミュニケーションプラン | 0円 | 200通 | 不可 |
| ライトプラン | 5,000円 | 5,000通 | 不可 |
| スタンダードプラン | 15,000円 | 30,000通 | 従量課金(配信数に応じて単価が下がる) |

あいさつメッセージ・キーワード自動応答・リッチメニューは、無料のコミュニケーションプランでも利用できます。最新の料金・通数は変更される場合があるため、契約前に必ずLINEヤフー公式サイトでご確認ください。


LINE自動応答をさらに強化するAI活用術

基本設定ができたら、次はAIとの連携で自動応答の質をさらに高めましょう。

よくある質問(FAQ)の充実が鍵

キーワード応答は、患者さんがよく聞く質問をベースに増やしていくことが大切です。

治療院でよく来る問い合わせ例:

  • 「保険は使えますか?」

  • 「駐車場はありますか?」

  • 「子ども連れでも大丈夫ですか?」

  • 「どんな症状を診てもらえますか?」


こうした質問をキーワード登録しておくことで、スタッフが同じ質問に個別対応する回数を減らせます。

メッセージの文章はAIに作ってもらおう

「自動応答のメッセージ文が思い浮かばない」という方は、ChatGPTなどのAIツールを使って文章を作るのもおすすめです。

AIへの指示文の例:

「整骨院のLINE自動応答で、夜間に予約問い合わせが来たときの返信文を作ってください。温かみがあり、すぐ予約できるよう誘導する内容で、150文字以内にまとめてください。」

これだけで、自然な日本語のメッセージ文の下書きが数秒で完成します。内容は院の実情に合わせて必ず見直してから使いましょう。


こえむすびでできること・できないこと

「LINE自動応答」と「こえむすび」は、名前が似ていても役割が異なります。混同しないよう整理しておきましょう。

こえむすびができること:

  • 声を録音するだけでAIが治療院向けの投稿文を自動生成

  • Instagram・Threads・Googleビジネスプロフィール・Facebook・X・LINEの6媒体への自動配信


こえむすびができないこと:
  • LINEのキーワード自動応答・チャットボット機能

  • 予約管理・電話応答


自動応答の設定自体は、この記事で紹介したLINE公式アカウントの管理画面から行う必要があります。こえむすびは、その先の「発信を継続する手間」を減らすためのサービスです。


まとめ

LINE公式アカウントの自動応答設定は、治療院の問い合わせ対応と業務効率化を同時に実現できる強力な機能です。

  • あいさつメッセージ・キーワード応答・リッチメニューは、いずれも無料プランから設定できる標準機能
  • 夜間・休日の問い合わせを逃さないためには、時間帯別の自動応答設定が有効
  • メッセージには「感謝 → 次のアクション → 有人対応の時間帯」を明示する
  • FAQをキーワード登録することで、スタッフの個別対応の負担を減らせる
  • メッセージ文の作成にはAIツールを活用すると手間が省ける
  • LINE自動応答とこえむすびは別機能。こえむすびはLINEを含む6媒体への投稿自動化を担う
まずは「あいさつメッセージ」と「予約キーワード応答」の2つだけでも設定してみてください。それだけで、夜間問い合わせへの対応が変わります。

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よくある質問

Q. LINE自動応答の設定は誰でもできますか?

A. LINE公式アカウントの管理画面(LINE Official Account Manager)から設定でき、専門知識がなくても30分程度あれば基本設定は完了します。

Q. 無料プランでも自動応答は使えますか?

A. はい。あいさつメッセージ・キーワード自動応答・リッチメニューはコミュニケーションプラン(無料)でも利用できます。ただし配信できるメッセージ通数には上限があります。

Q. こえむすびを導入すればLINEの自動応答も任せられますか?

A. いいえ。こえむすびが対応するのはLINEを含む6媒体への投稿の自動生成・自動配信です。キーワードへの自動返信などの応答機能は、LINE公式アカウント側で別途設定する必要があります。

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