売上が1年で2倍になった院長の集客改革ストーリー全公開

売上が1年で2倍になった院長の集客改革ストーリー全公開

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「このまま続けても意味がない」と思った日のこと

治療院の集客に悩んでいませんか?腕には自信がある、患者さんにも喜んでもらえる。なのに新患が増えない、売上が伸びない——そんな状況に追い込まれた院長は、全国にたくさんいます。

この記事では、大阪府で整骨院を営む田中院長(仮名・52歳)が、月の売上を80万円から160万円へと1年で倍増させた実際のプロセスを、段階ごとにご紹介します。

「うちには関係ない話だろう」と思ったとしたら、それは少し待ってください。田中院長がスタートした時点の状況は、多くの治療院オーナーとほぼ同じでした。


改革前の院の状態——「典型的な行き詰まり」

田中院長の整骨院は、開業から8年が経過していました。技術力には定評があり、通ってくれている患者さんの満足度は高い。しかし売上は長年、月80〜90万円前後で横ばいが続いていました。

当時の状況をひと言で表すなら、「良い院なのに、知られていない」状態でした。

具体的にはこんな課題がありました。

  • 新患がほぼ「紹介」のみで、毎月3〜5人止まり
  • Googleマップの口コミは12件、星3.8で伸び悩み
  • SNSは開設しているが、更新が月1〜2回で止まっている
  • チラシを年2回撒いているが、費用対効果が不明
  • 院長自身が施術・経営・集客をすべて一人でこなしてパンク寸前
「頑張ってはいるんですが、何が正解なのかがわからない。時間だけが過ぎていく感覚でした」(田中院長)

改革のステップ1:まず「現状の数字」を直視する

田中院長が最初にやったことは、施術でも広告でもありませんでした。自院の集客データをすべて洗い出すことでした。

どこから患者が来ているかを可視化する

問診票に「どこで当院を知りましたか?」の項目を追加し、3ヶ月間データを収集しました。結果は以下の通りです。

    • 知人・患者からの紹介:52%
    • Googleマップ検索:24%
    • チラシ:9%
    • 通りがかり・看板:11%
    • SNS:4%
この数字を見て、田中院長は気づきました。「Googleマップとチラシへの投資配分が逆だ」と。

チラシは年2回で約15万円の費用をかけていましたが、新患への貢献は9%。一方でGoogleマップは無料なのに24%を占めていたのです。

「離脱患者」にも目を向ける

同時に、3回以内に来なくなった患者数も集計しました。月の新患が平均4人として、そのうち約2.5人は3ヶ月以内に来院が止まっていたことが判明。

リピート率の低さが、売上の伸び悩みの大きな原因だったのです。

チェック

集客改革は「広告を増やす」より先に「現状のデータを把握する」ところから始めましょう。数字を見ると、次に何をすべきかが自然と見えてきます。

改革のステップ2:Googleマップを「育てる」ことに集中する

データを分析した結果、最初に力を入れたのはGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の強化でした。

口コミ獲得の仕組みを院内に作る

田中院長が導入したのは、シンプルな3ステップの口コミ依頼の流れです。

    • 施術後に一言添える:「今日の調子はいかがでしたか?よかったらGoogleに感想を書いていただけると嬉しいです」
    • QRコードカードを渡す:口コミページに直接飛べるQRコードを名刺サイズで印刷し、会計時に手渡し
    • 書いてくれた方に御礼を伝える:次回来院時に「口コミありがとうございました」と一言だけ
結果、口コミは3ヶ月で12件から31件に増加。星の平均は3.8から4.5まで上がりました。

口コミへの返信を毎日の習慣にする

口コミが増えると同時に、すべての口コミに24時間以内に返信するルールを設けました。返信内容は院の雰囲気が伝わるよう、丁寧でありながら堅くなりすぎないように心がけました。

Googleマップの検索順位は、口コミ数・評価・返信の有無が大きく影響します。この取り組みだけで、3ヶ月後には「整骨院 ○○市」の検索で地図上の表示順位が大きく改善しました。

「口コミが増えてから、『Googleで見ました』という新患が月5〜6人来るようになりました。最初は半信半疑でしたが、本当に効果がありました」(田中院長)

改革のステップ3:SNS投稿を「習慣化」から「仕組み化」へ

Googleマップの改善と並行して取り組んだのが、SNS運用の立て直しです。

田中院長はそれまで、「時間があれば投稿する」というやり方をしていました。これが月1〜2回という低頻度につながっていたのです。

コンテンツの「型」を決める

毎回ゼロから考えるからネタ切れになります。田中院長が導入したのは、週ごとの投稿テーマを固定する方法です。

  • 月曜日:施術メニューの紹介(「こんな症状に効きます」シリーズ)
  • 水曜日:患者さんが知って得するセルフケア情報
  • 金曜日:院内の日常・スタッフ紹介・近況報告
この「型」を決めただけで、投稿頻度が週3回に安定しました。

AI活用で投稿作成の時間を1/3に短縮

最大の課題は「時間のなさ」でした。施術で忙しい中、文章を考える時間がない。そこで田中院長が導入したのが、SNS投稿をAIが自動作成するサービスです。

テーマや簡単なメモを入力するだけで、投稿文の草案が自動生成されるため、投稿1本あたりの作業時間が30分から10分以下に短縮されました。

💡 ポイント

SNS運用で挫折する最大の理由は「続けられない」こと。型を決め、AIを活用することで、忙しい治療院でも週3回投稿が現実的になります。

Instagramのフォロワーは半年で80人から340人に増加。新患の「SNS経由」比率も4%から18%まで跳ね上がりました。


改革のステップ4:リピート率を上げる「院内の仕組み」を整える

新患が増えても、リピートしてもらえなければ売上は安定しません。田中院長が次に着手したのは、患者さんが自然と通い続けたくなる仕組みづくりでした。

施術計画を「見える化」する

初診時に、回復の目安とスケジュールを紙に書いて渡すようにしました。「3ヶ月で症状の80%改善を目指します。最初の1ヶ月は週2回、次の1ヶ月は週1回のペースが理想です」と明示するだけで、患者さんの通院意欲が大きく変わりました。

数値で示された計画は、患者さんに「ゴール」を意識させます。ゴールがある人は、途中でやめにくくなるのです。

LINE公式アカウントでフォローを自動化

LINE公式アカウントを活用し、来院から1週間後・1ヶ月後に自動でメッセージが届く仕組みを構築しました。内容はシンプルで、「体の調子はいかがですか?気になることがあればいつでもご連絡ください」というものです。

この仕組みを導入した結果、3回以内の離脱率が45%から28%に改善しました。


1年後の結果——数字で見る変化

4つのステップを1年かけて実施した結果、田中院長の院はどう変わったでしょうか。

| 指標 | 改革前 | 1年後 |
|---|---|---|
| 月の新患数 | 平均4人 | 平均16人 |
| Googleマップ口コミ数 | 12件 | 67件 |
| 星評価 | 3.8 | 4.6 |
| SNSフォロワー(Instagram) | 80人 | 340人 |
| SNS経由の新患比率 | 4% | 18% |
| 月売上 | 80〜90万円 | 160〜175万円 |

売上はほぼ2倍に。広告費はほとんど増やさずにこの結果を出しています。

田中院長が強調するのは、「どれか一つの施策が劇的に効いたわけではない」ということです。データを把握し、Googleマップを整え、SNSを継続し、リピート率を上げる。この4つを地道に積み上げたことが、売上倍増につながりました。


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まとめ

この記事でご紹介した田中院長の集客改革は、特別な才能や大きな予算があったから成功したわけではありません。正しい順番で、正しい施策を、継続したことが結果につながりました。

改めて要点を整理します。

  • まずデータを見る:どこから患者が来ているか、どこで離脱しているかを数字で把握する
  • Googleマップを育てる:口コミ獲得の仕組みと返信の習慣が検索順位と信頼を上げる
  • SNSは「型」と「AI」で継続する:ネタと時間の問題を仕組みで解決する
  • リピート率を上げる院内の仕組みを作る:施術計画の見える化とLINE自動フォローが効果的
  • 焦らず1年単位で取り組む:短期の成果を求めすぎず、積み上げを大切にする
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