治療院の接遇改善術!スタッフ教育で口コミ評価を高める6つの方法
この記事の結論
治療院の口コミ評価は、技術力だけでなく接遇の質に大きく左右されると言われています。スタッフ間の対応のバラつき、患者の不安に寄り添えていない声かけ、形式的なアフターフォローという3つの共通課題を解消するために、笑顔・声のトーンの統一、患者の不安を和らげる話法、施術中・会計時のコミュニケーション、LINEでのフォロー、PDCAサイクルという6つの実践法を紹介します。あわせて、Googleの口コミポリシーに沿った適切な口コミの集め方も解説します。
「技術は良いのに口コミ評価が上がらない」「患者さんの満足度にバラつきがある」こんな悩みを抱えていませんか?
口コミ評価が上がらない治療院の3つの共通点
口コミ評価が伸び悩む治療院には、いくつかの共通点が見られます。まずは現状の課題を把握することが改善の第一歩です。
スタッフ間の接遇レベルにバラつきがある
同じ院内でもスタッフによって対応が異なるケースは多くの治療院で見られる課題です。ベテランスタッフは自然な笑顔で対応できても、新人スタッフは緊張して表情が硬くなりがちです。
「受付の方はとても親切だったのに、施術担当の方は無愛想だった」というような趣旨の口コミは、実際によく見られるパターンです。
このような口コミを避けるには、全スタッフで統一した接遇基準を設ける必要があります。
患者の気持ちに寄り添う声かけができていない
技術的な説明に集中するあまり、患者の不安や悩みを受け止める言葉かけが不足している治療院が目立ちます。
特に初診患者は「本当に良くなるのか」「どのくらい通う必要があるのか」という不安を抱えています。この心理状態を理解せずに、一方的な説明だけを行うと満足度は下がりやすくなります。
アフターフォローの仕組みが整っていない
施術後の様子確認や、次回予約時のフォローが不十分な治療院では、患者との関係性が希薄になりがちです。「施術を受けっぱなし」の状態では、口コミを書いてもらうきっかけも生まれにくくなります。
口コミ評価の向上につながる接遇改善の6つの実践法
1. 笑顔と声のトーンの統一基準を作る
全スタッフが同じ品質の笑顔と声のトーンで対応できるよう、具体的な基準を設けます。
笑顔の基準(例):
- 口角を少し上げることを意識する
- 目元も一緒に和らげる
- 頬の筋肉を軽く上げる
声のトーンの基準(例):
- 普段より少し高めの声を意識する
- 語尾を上げ気味にして親しみやすさを演出
- ゆっくりめのスピードで話す
月1回、スタッフ同士で笑顔と声のトーンをチェックし合う時間を設けると、接遇レベルの均一化につながりやすいと言われています。効果を確認するには、患者アンケートの「スタッフの印象」項目などを自院で定点観測するのがおすすめです。
2. 患者の不安を取り除く「3つの安心」話法
初診時から信頼関係を築くために、患者の心理に寄り添った話法を身につけます。
- ①現状の安心(症状を受け止める):「お辛い症状が続いていたんですね。よく我慢されましたね」
- ②過程の安心(改善の道筋を示す):「同じような症状の患者様を多く診させていただいており、状態に合わせてケアを進めていきます」
- ③未来の安心(見通しを伝える):「個人差はありますが、施術を重ねる中で変化を実感される方が多くいらっしゃいます」
💡 ポイント
3. 施術中の「気づかいコミュニケーション」
施術中は患者が最もリラックスしている時間です。この時間を活用して信頼関係を深めます。
力加減の確認:
「今の力加減はいかがですか?」
「痛みを感じるようでしたらお声がけくださいね」
体調への配慮:
「お疲れがたまっているようですが、最近お忙しかったですか?」
「呼吸は楽にできていますか?」
施術中の声かけ:
「先ほどより肩の動きが良くなってきましたね」
「筋肉の緊張がほぐれてきているのが分かります」
4. 会計時の満足度を高める「3つのフォロー」
施術後の会計時は、患者の満足度を最終確認できる重要なタイミングです。
①施術効果の確認
「施術前と比べて、症状はいかがですか?」
②次回への期待感醸成
「継続することでさらに変化を実感しやすくなると思います」
③日常生活でのアドバイス
「お家でもできる簡単なストレッチをお教えしますね」
5. LINEを活用したアフターフォロー
施術翌日にLINE公式アカウントでフォローメッセージを送ることで、患者との接点を増やせます。これは院独自にLINE公式アカウントを運用することで実現できる方法です。
送信タイミング(例): 施術翌日の午前中
メッセージ例:
「昨日はお疲れ様でした。施術後の調子はいかがでしょうか?何かご不安な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。次回のご来院をお待ちしております。」
✅ チェック
6. スタッフ教育のPDCAサイクル構築
継続的な接遇改善のために、月1回のスタッフミーティングでPDCAを回します。
Plan(計画):
- 今月の接遇改善目標設定
- 患者アンケート結果の共有
Do(実行):
- 設定した目標の実践
- 日々の接遇チェック
Check(評価):
- 患者満足度の測定
- 口コミ内容の分析
Action(改善):
- 課題の洗い出し
- 次月の改善計画策定
口コミを集める際に知っておきたいGoogleのポリシー
口コミの集め方を誤るとGoogleのポリシー違反となり、口コミ削除やペナルティにつながるおそれがあります。
- 見返り(割引・景品)と引き換えに口コミを依頼しない
- 満足した患者だけを選んで依頼する「レビューゲーティング」をしない:来院された患者全体に公平に案内しましょう
- やらせ・なりすまし投稿をしない
- 内容の指定や評価の条件付けはせず、あくまで「投稿のお願い」にとどめます
接遇改善を成功させる3つのポイント
- 院長がお手本となる:スタッフ教育の前に院長自身が理想的な接遇を体現することが、院全体の水準を底上げします。
- 小さな改善を積み重ねる:一度に多くを変えようとせず、月1つの改善項目に絞って確実に定着させます。
- 患者の声を定期的に収集する:患者アンケートやGoogle口コミを定期的にチェックし、数値化できる指標で改善の成果を確認します。
よくある質問
Q. 口コミを増やすために患者にお願いしてもいいですか?
はい、口コミの投稿自体をお願いすることは問題ありません。ただし、割引や特典と引き換えにしたり、満足した患者だけを選んで依頼したりすることはGoogleのポリシー違反となるため避けましょう。すべての患者に公平に案内するのが基本です。
Q. 悪い口コミがついてしまった場合はどう対応すればいいですか?
まずは冷静に内容を確認し、事実関係に基づいて誠実に返信することが大切です。感情的な反論や個人情報に触れる返信は避け、改善に向けた姿勢を示すことが、他の閲覧者からの信頼にもつながります。
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まとめ
- 接遇の統一基準を設けて、全スタッフが同じ品質の対応を提供する
- 患者の不安に寄り添う話法で信頼関係を築く
- 施術中のコミュニケーションで満足度を高める
- アフターフォローで患者との関係性を継続する
- Googleの口コミポリシーを守りながら口コミが集まる環境を作る
- 継続的な改善のためのPDCAサイクルを構築する
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