治療院の経理を丸ごと効率化!クラウド会計ツール活用で月10時間を削減する方法

治療院の経理を丸ごと効率化!クラウド会計ツール活用で月10時間を削減する方法

· PROST AI · 7分で読めます

治療院の経理、毎月どれくらい時間をかけていますか?

こんな経験はありませんか?「月末になると領収書の山と格闘して、気づけば深夜になっている」。

治療院を経営するオーナーのなかには、施術の合間や診療後の疲れた時間帯に、経理作業をこなしている方が少なくありません。

アナログな帳簿管理や手動でのレシート整理は、時間と精神力を大きく消耗します

この記事では、クラウド会計ツールを使って治療院の経理を効率化する具体的な方法を、選び方から導入手順まで分かりやすくお伝えします。


なぜ治療院の経理は非効率になりやすいのか

治療院の経理が煩雑になる背景には、業種特有の事情があります。

経理が複雑になる3つの理由

1. 保険請求と自費施術の売上が混在する

健康保険の療養費と、自費メニューの売上が混在するため、仕訳(しわけ)の区分が複雑になります。
仕訳とは、会計上の取引を「収入」「支出」などに分類して記録する作業のことです。

2. 現金取引が多い

患者さんからの支払いが現金中心の院では、日々のレジ締め作業や入金管理に手間がかかります。

3. 消耗品・備品の購入が頻繁に発生する

テープ・衛生用品・医療消耗品など、小額の購入が毎週のように発生し、領収書管理が煩雑になりがちです。

「経理は苦手だけど、税理士に頼むほどでもないと思って自分でやってきた。でも毎月の作業が本当につらくて。」(整体院オーナー・50代)
このような状況を改善するのが、クラウド会計ツールの活用です。

クラウド会計ツールで何が変わるのか

クラウド会計ツールとは、インターネット上で帳簿管理や確定申告の準備ができるサービスのことです。

パソコンやスマートフォンからいつでも使え、銀行口座やクレジットカードと連携して取引データを自動で取り込むのが最大の特徴です。

具体的に削減できる主な作業

  • レシートや領収書の手入力 → スマホ撮影で自動読み取り
  • 通帳の記帳・転記作業 → 口座連携で自動取得
  • 月次の売上集計 → リアルタイムで自動集計
  • 確定申告書類の作成 → 入力データから自動生成
ある整骨院(院長1名・スタッフ2名)では、クラウド会計ツール導入前は毎月12〜15時間かかっていた経理作業が、導入後は月3〜4時間に削減されたという事例があります。

💡 ポイント

クラウド会計ツールの最大のメリットは「自動連携」です。口座・カード・レジアプリと連携するだけで、日々の記帳作業がほぼゼロになります。

治療院におすすめのクラウド会計ツール3選

数あるツールのなかから、治療院のオーナーが使いやすいものを3つ厳選しました。

1. freee会計(フリー)

月額費用: 個人事業主プラン 月1,980円〜 / 法人プラン 月3,980円〜

  • 操作画面がシンプルで、会計知識がなくても使いやすい
  • スマホアプリでレシート撮影→自動入力が可能
  • 確定申告書・青色申告決算書を自動生成
  • 弥生会計と並ぶ国内トップシェアのサービス
治療院向けポイント: 「取引の自動提案」機能が優秀で、繰り返す取引(消耗品購入など)を学習して自動分類してくれます。

2. マネーフォワード クラウド会計

月額費用: 個人プラン 月1,680円〜 / 法人プラン 月3,980円〜

  • 連携できる金融機関数が業界最多(2,600社以上)
  • 請求書・給与計算など他サービスと連携しやすい
  • チャットサポートが充実しており、困ったときに質問しやすい
治療院向けポイント: 複数の銀行口座やPayPay、Square(スクエア)などの決済サービスとも連携できるため、現金以外の売上管理も一元化できます。

3. 弥生会計オンライン

月額費用: セルフプラン 月800円〜(初年度無料)

  • 老舗ブランドで税理士との互換性が高い
  • 操作が比較的シンプルで40〜60代にも馴染みやすい
  • 電話サポートあり(プランにより)
治療院向けポイント: すでに弥生の旧製品(インストール版)を使っている院長には、データ移行がスムーズです。

治療院でのクラウド会計ツール導入手順

「導入してみたいけど、どこから始めればいいか分からない」という方のために、実際の手順をステップ別にお伝えします。

ステップ1:無料トライアルで使い勝手を確認する(1〜2日)

freee・マネーフォワード・弥生のいずれも、30日間の無料トライアルがあります。
実際に使ってみて、画面の見やすさや操作感が合うものを選びましょう。

ステップ2:銀行口座・カードを連携する(30分)

IDとパスワードを入力するだけで、事業用の銀行口座やクレジットカードの取引データが自動で取り込まれます。

チェック

事業用と個人用の口座を分けていない場合は、この機会に事業用口座を開設することをおすすめします。経理の分類作業が大幅に楽になります。

ステップ3:レジ・決済サービスと連携する(1時間)

SquareやAirペイ(エアペイ)などの決済端末を使っている院では、それらのサービスとも連携設定をしておくと、売上データが自動で取り込まれます。

ステップ4:科目(勘定科目)の初期設定をする(1〜2時間)

勘定科目(かんじょうかもく)とは、支出や収入を分類するためのラベルのようなものです。

治療院でよく使う科目の例:

  • 売上高: 自費施術の売上

  • 医療費収入: 保険請求による収入

  • 消耗品費: テープ・衛生用品など

  • 広告宣伝費: SNS広告・チラシ代など

  • 地代家賃: テナント料


各ツールに治療院・医療系の科目テンプレートが用意されていることも多いので、まずはそれを活用しましょう。

ステップ5:スマホアプリでレシートを撮影するクセをつける(毎日1〜2分)

現金で消耗品を購入したら、すぐにスマホアプリでレシートを撮影します。
AIが金額・日付・店舗名を自動読み取りしてくれるので、手入力は不要です。

レシートをその場で撮影するだけで、月末の領収書整理から解放されます。これだけで毎月2〜3時間は削減できます。

税理士との連携もスムーズになる

クラウド会計ツールを使うもう一つのメリットは、税理士との情報共有が格段に楽になることです。

ツール上で税理士に「閲覧権限」を付与するだけで、リアルタイムのデータを共有できます。
毎月の報告資料をメールや郵送で送る手間が不要になり、税理士への相談もオンラインで完結します。

税理士なしでも確定申告できる?

個人事業主の治療院であれば、クラウド会計ツールだけで確定申告書類を作成できます。
ツールが「ここは〇〇円を入力してください」とガイドしてくれるため、会計知識がなくても進められます。

ただし、保険請求の処理方法や消費税の取り扱いが複雑な場合は、税理士に相談することをおすすめします。


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まとめ

  • 治療院の経理が複雑になる原因は「保険請求と自費の混在」「現金取引の多さ」「頻繁な小額購入」の3つ
  • クラウド会計ツールを使えば、口座連携・レシート撮影だけで日々の記帳がほぼ自動化できる
  • freee・マネーフォワード・弥生の3つが治療院に使いやすく、月800〜4,000円程度から始められる
  • 導入は「無料トライアル→口座連携→科目設定」の順で進めると迷わない
  • 月10〜15時間の経理作業を、3〜4時間に削減した事例も多数ある
経理の時間を削減できれば、その分を患者さんへの施術や、集客のための情報発信に充てることができます。

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