患者ゼロから月100人超え!地方整骨院の集客革命5ステップ

患者ゼロから月100人超え!地方整骨院の集客革命5ステップ

· PROST AI · 8分で読めます

開業1年、新患は月3人。岐路に立たされた院長の話

こんな経験はありませんか?「腕には自信がある。でも患者さんが来ない」と、毎朝開院時間に院内でひとり待ち続ける日々。

今回ご紹介するのは、岐阜県の地方都市で整骨院を営む田中院長(仮名・46歳)の実話をもとにしたストーリーです。

開業から1年が経った時点で、新患数は月わずか3人。リピーターを合わせても月の来院数は20人に届かず、固定費だけが積み上がっていました。

「このまま続けていいのか」と悩んだ田中院長が実行した集客改革は、わずか8ヶ月で新患数を月100人超えに伸ばす結果をもたらしました。その道のりを5つのステップで紐解いていきます。


ステップ1:「誰に来てほしいか」を決め直す

集客改革の最初の一手は、ターゲットの絞り込みでした。

田中院長がまず取り組んだのは、「自分の院に来てほしい患者さんは誰か」を具体的に書き出すことです。

「最初は『誰でも来てほしい』と思っていました。でも、それが逆効果だったんです。誰にでも届こうとすると、誰の心にも響かない。」

ペルソナを設定して、言葉を変える

田中院長が設定したペルソナは次のとおりです。

  • 40〜55歳の女性
  • 子育てが一段落し、自分の体に目が向き始めた
  • 慢性的な肩こり・腰痛に悩んでいるが病院には行くほどではないと思っている
  • SNSでリサーチしてから行動する
ターゲットが決まると、院内の掲示物からSNSの言葉まで、すべてを「この人に向けた言葉」に書き換えました。

「腰痛・肩こりに対応しています」という案内を「家事と育児で酷使してきた体を、丁寧にほぐします」に変えただけで、問い合わせの質が変わったといいます。


ステップ2:Googleビジネスプロフィールを徹底的に育てる

ターゲットが決まったら、次は「見つけてもらう」仕組みを整えます。

地方の整骨院にとって、Googleマップ検索からの流入は新患の最大の入口です。田中院長は改革前、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)をほとんど放置していました。

取り組んだ具体的な施策

    • 写真を30枚以上追加する
外観・受付・施術スペース・スタッフの笑顔・施術シーンを揃える。写真が多い店舗ほどクリック率が上がります。
    • 営業時間・定休日を正確に設定する
「情報が古い」という理由で候補から外す患者さんは多いです。
    • 週2回、投稿機能で情報を更新する
施術メニューの解説や季節の体のお悩み情報を短文で投稿。Googleは更新頻度を評価します。
    • 口コミへの返信を48時間以内に行う
返信があることで「丁寧な院」という印象が生まれ、次の口コミ投稿を促します。

この取り組みを始めて2ヶ月後、Googleマップの「整骨院 ○○市」検索でのランキングが圏外から3位以内に浮上。月の問い合わせが0件から月12件に増えました。

💡 ポイント

Googleビジネスプロフィールは「無料でできる最強の集客ツール」です。写真・投稿・口コミ返信の3点セットを継続するだけで、地域検索での露出が大きく変わります。

ステップ3:Instagramを「広告塔」ではなく「信頼構築の場」として使う

田中院長が次に着手したのがInstagramの運用です。ただし、多くの院がやりがちな「メニュー紹介投稿を並べるだけ」とは一線を画した方法を選びました。

「最初は割引キャンペーンの告知ばかりしていました。でも、フォロワーは増えず、来院にもつながりませんでした。」

投稿を「教育コンテンツ」に切り替える

患者さんが本当に知りたいのは「どんな施術をしてくれるか」ではなく、「自分の悩みが解決されるか」です。

田中院長が投稿内容を切り替えた軸は次の3つです。

    • お悩み解説投稿(週2回)
「なぜ朝起きると首が痛いのか」「デスクワーク後の腰が重い理由」など、患者目線の情報を提供。
    • ビフォーアフターの声(週1回)
患者さんの許可を得て、来院前後の変化を言葉で紹介。写真より「言葉のビフォーアフター」のほうが刺さります。
    • 院長の人柄が分かるストーリーズ(毎日)
「今日の患者さんが笑顔で帰られた」「仕入れた新しいツールの紹介」など、日常の小さな更新を続けました。

この方針転換から4ヶ月で、Instagramのフォロワーが120人から780人に増加。「Instagramを見て来ました」という新患が月5人を超えました。


ステップ4:LINE公式アカウントで「来院後の関係」を育てる

新患を集めるだけでは、売上の安定は生まれません。大切なのは「来てくれた患者さんにまた来てもらう」仕組みです。

田中院長が導入したのが、LINE公式アカウントを使ったリピーター育成です。

LINEで実施した3つの施策

  • 来院後24時間以内にフォローメッセージを送る
「本日はご来院ありがとうございました。施術後の体の状態はいかがですか?」という一言が、次回予約のきっかけになりました。
  • 週1回の体のケア情報を配信する
「今週の肩こりケア動画」「梅雨に腰が重くなる理由」など、ブロックされにくい有益なコンテンツを届けます。
  • 来院間隔が空いた患者さんに自動メッセージを送る
「最後のご来院から3週間が経ちました。お体の調子はいかがですか?」という再来院を促すメッセージを設定。

この仕組みを導入して3ヶ月後、リピート率(月1回以上来院)が38%から61%に改善。売上の土台がぐっと安定しました。

チェック

新患獲得コストは、リピーター維持コストの5〜7倍かかるといわれています。来院後のフォロー体制を整えることが、費用対効果の高い集客につながります。

ステップ5:口コミと紹介を「仕組み」として回す

集客改革の最終ステップは、患者さん自身が新患を連れてくる「口コミ・紹介の循環」を作ることです。

田中院長が実践したのは、次の2点です。

口コミを依頼するタイミングを決める

「施術後に満足していただけた瞬間」が口コミ依頼の黄金タイミングです。

具体的には、施術後に患者さんが「楽になりました!」と言ってくれた直後に、「よろしければGoogleに感想を残していただけますか?」とスタッフからお声がけします。

QRコードを印刷したカードを会計時に手渡すだけで、口コミ投稿率が大幅に上がりました。導入前は月0〜1件だった口コミが、月6〜8件に増加。

紹介してくれた患者さんに感謝を伝える

お友達を紹介していただいた患者さんには、次回施術の際に「紹介してくださってありがとうございます」と必ず伝え、小さなサプライズ(ハンドクリームなどのプチギフト)を用意しました。

「ありがとう」が伝わることで、その患者さんは「また紹介したい」と思ってくれます。紹介からの新患は月平均2〜3人ほど増え、信頼度の高い患者さんがつながっていく好循環が生まれました。


8ヶ月後の結果

5つのステップを実行した田中院長の院は、次のような変化を遂げました。

| 指標 | 改革前 | 改革後(8ヶ月後) |
|------|--------|------------------|
| 月間新患数 | 3人 | 107人 |
| 月間来院数 | 20人 | 230人 |
| リピート率 | 38% | 61% |
| Googleの口コミ数 | 4件 | 52件 |
| 月商 | 約28万円 | 約180万円 |

「特別なことは何もしていない」と田中院長は言います。「ターゲットを絞って、来てもらいやすい仕組みを一つひとつ整えただけです。」


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まとめ

今回ご紹介した集客改革の5ステップを振り返りましょう。

  • ステップ1:ターゲットを明確にし、言葉と打ち出しを統一する
  • ステップ2:Googleビジネスプロフィールを写真・投稿・返信で育てる
  • ステップ3:Instagramを「信頼構築コンテンツ」で運用する
  • ステップ4:LINE公式アカウントでリピート率を高める仕組みを作る
  • ステップ5:口コミ・紹介を意図的に「仕組み化」する
重要なのは、一つひとつは地味に見えても、組み合わさることで大きな相乗効果を生むという点です。

ただ、「分かってはいるけれど、毎日の施術をこなしながら全部やるのは難しい」と感じる方も多いのではないでしょうか。

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